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Thứ Ba, 23 tháng 7, 2019

中国の三峡ダム!基礎部分が変形してる?


10年前に大規模修理をしたんですけど、去年から基礎部分の変形が目立ってきてるそうです。ダム周辺の観光地も営業停止を命令されていて、疑惑が広まっているとか。写真が歪んでるだけという意見もあるんですけど、もし決壊すれば深刻な影響が出るので、中国政府も慎重になってるみたいです。どうなってしまうんでしょうか?

世界で最大のダムとされる中国の三峡ダムが2009年の竣工後、10年を経て、ダムの基礎部分の変形が目立っているという。そのため、“決壊するのではないか”と心配する声が5000件以上も寄せられるなど、大きな関心を集めている。これに対して、三峡ダムの運営企業で中国政府管理下の長江三峡集団公司は7月上旬、声明を発表。ダムの基礎部分は“数ミリ程度移動することがある”としたうえで、“垂直と水平の移動は、重力ダム(重力式コンクリートダム)の変形の法則に合致している”と安全性を強調している。

しかし、ダムがある湖北省宜昌市の観光会社は、ダム周辺の観光地の営業を一時停止すると発表したことで疑惑が拡散。また、地元の政府傘下の観光会社も今年4月から観光客に対して身分証明書による認証を行っており、決壊の噂を広めようとする“不審者”の立ち入りを警戒するなど、決壊情報の打ち消しに懸命だ。

三峡ダムは、中国政府が“百年の大計”として鳴り物入りで建設した世界最大のダム。1993年に着工、16年の歳月と総工費2000億元(現在の為替で約3.1兆円)をかけて2009年に完成した。

しかし、2003年、湛水開始前に中国国務院の技術者らがダムを検収調査した際、ダムの表面に80カ所以上のひび割れを見つけた。2008年の調査でも地盤の変形などが合計5286カ所見つかったほか、ダムの構造物や防水壁にも約1万カ所の亀裂が発見された。こうした事態を受けて建設関係者は突貫工事で修理を急ぎ、予定通り、2009年に竣工したとされる。

その10年後の今年7月初旬、中国のダムの専門家がグーグルアースで2009年に撮影したダムの基礎部分の写真と、2018年撮影の写真を比較した。すると、2009年の写真ではダムの基礎部分はまっすぐな直線になっているが、2018年のそれでは数カ所が湾曲していると発表したことで、“ダム決壊の危機”との声が高まったのだ。

中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は5日、匿名希望の専門家の話として、グーグルアースの衛星写真に“技術的な問題”が存在するとの指摘を掲載した。同紙は、人工衛星などを製造している中国航天科技集団が公表した衛星写真を根拠に、ダムに“問題はない”と結論づけていた。だが、別の中国メディアは“三峡ダム上流の建設プロジェクトが堰き止め工事に入ったため、ダム周辺への観光客の立ち入りを1週間程度禁止する”と報じており、ダムの緊急補修工事が行われているとの噂も出ている。

ちなみに中国南部・雲南省を中心とする地域を流れるメコン川(中国名・瀾滄河)上流域に中国が建設し稼働を始めている水力発電用のダムによる影響が、ラオスやタイなどの下流域の周辺住民の生活環境、自然環境に深刻な影響を及ぼしていることが明らかになった。

予告なしのダムの放水などによりメコン川下流域で水位が上昇したり、流れが変化したりして、周辺住民の漁業や農業、水運業、そして観光業まで被害を被っているのだ。

タイやラオスの当局関係者や環境保護団体、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナムなどメコン流域国で構成する“メコン川委員会(MRC)”などはこれまでも中国側に放流の事前通告やさらなるダムの建設中止、関係当局による協議を求めているが、中国側は“共存のための開発”と一方的な理屈で押し通そうとしており、軋轢が生じている。

そんな中、中国側のメコン川開発について、タイの代表的英字紙“バンコク・ポスト”紙上で在タイ中国大使館の報道官が中国政府の意図を説明、それに対し環境保護団体が厳しく反論する事態となっており、中国とタイの対立が大きくクローズアップされている。

メコン川は遠くチベット高原から中国、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナムとインドシナ半島を貫いて流れる全長4200キロに及ぶ東南アジア最大の河川で、周辺流域の住民生活を長年にわたって潤してきたことから“母なるメコン”と呼ばれている。雨期などには水嵩が増して洪水になることや、逆に乾季には沿岸が干上がることもあるが、こうした季節による変化が周辺住民の生活リズム、自然環境のエコシムテムを支えてきた側面もある。

ところが近年、中国が自国領内のメコン川に複数のダムを建設し、電力需要に応じた計画発電やダムの貯水量の調整のために大量の放水を実施し、下流域が季節に関係なく水位が急に上昇したり、水流が激しくなったりという変化に見舞われている。

特に2010年に完成した雲南省にある景洪ダム(発電量1750MW)による放水は、ラオス北部ボーケオ県やタイ北部などの流域住民の田畑、家屋、漁業に被害を与えていると米政府系放送局“ラジオ・フリー・アジア(RFA)”などは伝えている。

中国では景洪ダムのほかに現在7つの水力発電ダムが稼働し、さらに雲南省、青海省、チベット族自治区などで20のダムが建設中あるいは計画中といわれ、下流域への影響のさらなる深刻化が懸念されている。

MRCやタイ環境保護団体などによると、メコン川の水位や水流の季節に無関係な変化は流域住民の生活に加えて、周辺の自然環境にも影響を与え、生息する魚や水生植物、生物などにも減少や絶滅の危機といった問題を引き起こしているという。

7月には環境NGOなどがバンコクの中国大使館に対し深刻な事態の実態を訴えるとともに流域の被害住民への補償を求める動きもみせている。








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