韓国はもうすぐ“ホワイト国”からも削除されます!現実に目を向けてください!さようなら!
韓国の主力産業である半導体・ディスプレイに続き、次のターゲットは自動車分野になるだろうという予測が出ている。
自動車分野での日本の輸入依存度が高い素材は炭素繊維(CFRP)である。物量が多くはないが、現代自動車グループが将来の柱として精魂を傾ける水素電気自動車の中核部品素材だ。不安定な気体である水素燃料を安全に保管するために水素電気自動車には炭素繊維で作られた貯蔵容器が入るが、全量日本から輸入する。
ムン・ジェイン政府が主要未来産業に挙げる水素経済も炭素繊維と密接な関係がある。水素充填所保存容器も炭素繊維にするためである。日本が炭素繊維の制限に出れば韓国水素経済と水素電気自動車は、打撃を受ける。
現代自動車の水素電気自動車NEXOに入る水素燃料貯蔵容器は、日進複合材料で作る。この容器の素材である高強度炭素繊維は、全量日本企業が供給する。
厳密に言えば、日本の化学メーカー東レの韓国投資法人である東レ先端素材亀尾工場で生産するが、重要な中間材であるプリカーサー(Precursor・原料繊維)は、日本から取り寄せて、韓国でこれを炭化して炭素繊維を製造する。
日本がプリカーサー輸出を中断するかは分からない。炭素繊維は、戦略物資に属するが中間材であるプリカーサーは含まれていないからである。もちろん戦略物資の生産に必要な原料と設備が戦略物資と見なされる可能性は大きい。
早ければ8月初めに予想される日本のホワイトリストの発表に合わせてすぐに代替材の生産が可能なわけではない。認証手続きだけで最低6ヶ月がかかり、代替材の物性試験と量産テストなどが伴わなければならない。韓国では、ガス安全公社が国際認証機関であり、高強度炭素繊維の銃撃実験は米国でなければならない。
炭素繊維は、炭素原子が結合した無機繊維である。強度と弾性に応じてスポーツ・レジャー用、産業用、宇宙・航空素材等として広く使われるが、韓国は2000年代に入って本格的に研究・生産を進め、先進国に比べるとまだ技術格差がある方だ。
水素燃料貯蔵容器として使用される炭素繊維は、高強度製品群に属する。強度が5~5.5GPaながら弾性率は200~230GPaほどなければならない。丈夫ながらも軽くて変形が小さくなければならないという意味だ。
韓国で強度6GPa以上の超高強度製品や弾性率350GPa以上の高弾性製品はまだ開発していなかった。宇宙・航空分野や軍事、ゴルフクラブシャフト、釣り竿などに使用する炭素繊維である。
問題は、市場掌握力である。日本の東レ・東邦・三菱レーヨンの3社は、世界の炭素繊維生産量の66%を占めている。昨年、貿易委員会研究サービスで発刊された産業競争力調査研究報告書によると、炭素繊維の分野で、日本の総合競争力を97と見たとき、米国とドイツが89、韓国は75を記録した。低価格の汎用製品で上がってきている中国の総合競争力は72で韓国を追っている。
炭素繊維のような先端材料の場合、検証された製品がずっと供給されるので新しく市場に進入する業者が競争力を持つのが容易でない。日本が市場掌握力を武器に国産製品を牽制する場合、良い製品を持っていても販路を見つけるのは難しい恐れが出てくる理由だ。
しかし、日本の炭素繊維輸出制限措置が取られてもすぐに大きな打撃を被るわけではない。認証と量産などで6ヶ月ほどかかるが、水素電気自動車や水素ステーションの物量がまだ多くなく、在庫も十分だからだ。
その一方で、韓国のリサイクル産業が日本に深刻に依存している実態が露呈。韓国内では資源が調達できない。
2019年7月30日、韓国紙・韓国経済は、与党“共に民主党”の兪承希(ユ・スンヒ)議員が先ごろ関税庁の廃棄物輸出入現況に関する資料を公開した。資料は韓国が過去10年間で計2062万トンの廃棄物を輸入しており、このうち1287万トンが日本からで“リサイクル用ごみの6割以上が日本から入ってきている”と指摘している。
廃プラスチックは合成繊維、歩道の舗装ブロック、配管などに加工される。日本からの輸入量は2017年が3万93トン、18年は6万4464トンと急増し、今年も上半期だけで3万5215トンとなっているという。
この輸入急増について、記事は“互いの利害関係が一致したため”だと説明している。日本のプラスチックはしっかり分別されているためリサイクルしやすく、日韓が地理的に近いことから物流コストも抑えられる。環境部関係者は“日本の場合、ペットボトルなども色や材質別に分けられている。韓国のごみは分別が行き届いておらず、加工のコストが高くなる”と話しているという。
ただ、記事は国際社会がごみの国家間移動を制限しようという動きを見せていることにも言及し、“国内のごみのリサイクルも追いつかない状況で、お金を支払って日本人が出したごみまで輸入していることは、考え直す余地がある”と指摘している。
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